7月になったので、1Q の会社テックサイトへの投稿記事をレビューしたいと思います。
サイトの機能追加のおかげで、執筆者別の記事リストが見えるようになりました。
4月
Apple Silicon 対応の Electron バイナリを作る方法を知らなかったので、ちょうど使い始めた M1 MacBook Pro で試して書いた記事です。結果、electron-builder を使うとバイナリやインストーラは、Intel Mac でも M1 Mac でも作れるし、Universal バイナリにすれば、どちらのアーキテクチャでも動くということがわかりました。
複数のジョブから構成される GitHub Actions ワークフローの実行で、失敗したジョブだけリランする機能について紹介しました。長い長いパイプラインの最後の最後で失敗して徹夜みたいなことがよくあったので、この機能はもっと早く欲しかった。
Minikube でプロファイルを切り替える時の config との関係がちょっとわかりづらかったので tips 的な記事にしました。
Docker 開発者によるポータブルな CI 構築ツール Dagger が話題だったので試して記事にしてみました。
5月
Gitpod が IntelliJ IDEA のリモート開発環境をリリースしたというブログを読んだので試してみた内容を記事にしました。
GitHub Actions ワークフロー実行時に作成される Summary ページに情報を付加できるジョブサマリー機能を紹介しました。
GitHub Codespaces のベータテストが僕のアカウントで解放されたので試用レポートを書きました。
Kafka のようにステートフルな分散システムは Kubernetes での運用が難しいですが、これをかなり簡単にしてくれる Operator Strimzi について、導入から通常運用まで詳しめの記事にしました。
6月
Electron のテストフレームワーク Spectron が discon になってどうしようかと思ってたら Playwright が対応してきてたので使ってみた記事です。ただ、Electron のサポートはまだ実験的段階で、GitHub Actions のワークフローで使ってみても大体タイムアウトでエラーになるので、しばらく静観します。
3月に書いた再利用可能ワークフローの続編で、再利用可能ワークフローとマニュアルトリガーワークフローの入力値取得が統一され便利になった話を記事にしました。
GitHub の Dependabot にライブラリのアップデートの Pull Request も作ってもらって更新をタイムリーに行う方法について紹介しました。
GitHub のセキュリティ脆弱性スキャンの機能の紹介をしました。そこで使われている静的コード分析の言語 CodeQL が面白かったので記事にしたものです。
M1 Mac で Minikube は、まだ Hyperkit が未対応で実質使えないですが、QEMU ドライバーに対応したリリースが出たので試してみました。結果、まだダメだったという人柱系記事です。
同僚の人のリクエストで書いたのですが、PR のレビューについて、インラインコメントの conversation をちゃんと使おうねという記事でした。
会社ブログでも1Qのふりかえり記事を投稿してます。
この四半期の記事は GitHub の新機能の紹介が多めでした。記事のネタを探して GitHub の ChangeLog を購読してたりします。PR レビューの機能はみんなが知ってると効率も品質も上がるので記事にする価値があると思いました。
けっこうなペースで記事を書いてるのでネタに困ることもありますが、テックブログなどで情報を得て、試してみてインプレッションを書くというのが割と自分に合ってる(というかテーマ性のある連載などができない)というのもあり、しばらくこういうスタイルで続けてみようかと思っています。