PCをリプレースしたのですが、Windows XPを選んでしまったため、VistaのAeroが見れないのが残念でした。Windows 7のbetaテストが始まったのでダウンロードしてVirtualBoxにインストールしてみたのですが、VirutalBoxだとGUIはソフトウェアレンダリングなのでAeroが見れません。
HDDはもう開発環境やデータを入れてしまっているので、パーティションのきりなおしなどは面倒です。今回買ったPCは小型ケースのため3.5インチのHDDを増設するためのスロットが開いていません。
最近はSATA(Serial ATA)の外付け用規格であるeSATAが登場して外付けのeSATA HDDからOSがブートできるようになっている模様で、PCIのeSATA用I/Fカードも発売されています。これを買ってくれば、いろいろなOSを外付けHDDに入れられるにちがいない ということでビッグカメラに出かけました。
外付けのHDDの棚を見たのですが、USB2.0ばかりです。それじゃあと、余っている3.5インチのHDD(IDE)をeSATAに変換するHDDケースがないかなあとHDDケースコーナーを見てみると、eSATAに対応したケースはあるのですが、SATAのHDD専用のものばかりでした。ケースのコーナーの近くを物色したところ、IDE⇔S-ATA変換アダプターセットというのが売っていました。\1,980です。家にある160GBの3.5インチHDD(IDE)のソケットに装着すればSATAのHDDとして使える模様。SATAケーブルと電源ケーブルも付属しています。HDD増設には必要最小限のセットです。とりあえずこれでいいやということで買ってみました。
帰宅後、PCのケースをあけてケーブルを接続してみました。最初、IDEの時の習慣でセカンダリーディスクのスレーブ設定にしたのですが、PCが起動しなくなって焦りました。いったん取り外してPCを起動し、ぐぐったところSATAではマスター/スレーブの設定は不要とのこと。マスター設定で再接続したところうまく認識されました。HDDはケースの底にベタッと置いてみました。
この状態でさっそくWindows 7 betaのISOイメージを焼いたDVDを突っ込んでインストールしました。特に問題なくインストールが終了、起動時にブートマネージャーでXPと7が選択できるようになりました(XPは「以前のバージョンのWinsows」とか表示されてしまいますが)。
Vistaから進化したAeroは使っていてかなり気持ちいいです。X Window Systemの3Dデスクトップ(Compizなど)と比べるとちょっと地味ですが、XPよりずっと洗練されていて、操作の邪魔になりません。いいっすね。
普段使うツールやフォントなどをちょっとだけ入れてみました。
- Google Chrome:普通に動作してます。
- Flash:OK
- Silverlight:OK
- VIM:OK
- Consolasと日本語フォントをフォントリンクで使用:OK
- Dropboxのクライアント:OK
ちょっと使っていて気づいたのですが、
- IE8 betaはお気に入りの登録が即座に反映されない
- フォント選択ダイアログで日本語フォントが列挙されない
などの不具合がありました。フィードバックしたほうがいいんだろうけど、この程度のはみんな報告してるだろうからまあいいか。