MacBook Pro 13 Retina Early 2015 を購入

MacBook Air 13 Mid 2011 を約4年使ってて、去年は新製品に魅力を感じずスルーしました。

元々奥さん用に買ったマシンなのでメモリ 4GB フラッシュドライブは 128GB というノーカスタマイズ。これがネックとなり色々と不自由でした。特にストレージは深刻で、JetDrive の SD カードを増設してみたものの実質空き容量はそれほど増えず。VMware Fusion での Windows 利用がシステムを圧迫。CPU は Haswell より前の世代のためバッテリーも持たない。もう今年は買わないと限界でした。

白の MacBook を 2009 年に買って以来、MacBook Air 11 -> 13 と MacBook を使ってきました。特に Air 13 はエントリーモデルとはいえ、満足度が非常に高く、同じ世代の Windows ラップトップがゴミに見えました。最近は Microsoft Surface Pro とか Lenovo ThinkPad X250 とか Dell の XPS など、魅力的なマシンが登場し、なかなかリニューアルされない MacBook 以外にも心が移りかけていました。

そして、今月の Apple のイベントで発表された MacBook はかねてからのリーク情報通り、Retina / Core M プロッセッサ搭載 / USB-C ポート1つ / 感圧式 Trackpad という構成で登場しました。その軽さと Retina ディスプレイは魅力的ではあるものの、セカンドマシンとしてならともかく、タブレットマシン向けの Core M 採用や1ポート構成は、自分のようなエンジニアがメインマシンに使うのは厳しいでしょう。

最近、パソコンは1台のラップトップでまかなえるのが理想という考えにシフトしつつあります。設定も1台ですむし、どこでも同じ環境が使えるからです。そうすると Air 13 とさほど重量差がなくフットプリントもほぼ同じで Retina ディスプレイが使える Pro 13 Retina がベストじゃないかと思えてきました。Pro 13 Retina の Trackpad も 新しい MacBook 同様感圧式にリプレースされてます。Core i7 / 16GB RAM / 512GB SSD という構成で入手できたら4年ぐらいはパソコンに不満を持たずに行けそうな気がします。ThinkPad やら XPS やらに心惑わされることもないでしょう。

いつもアップルストアで買ってましたが、今回は現物も見ずにポチりました。税込み27万ぐらいなので久々に高額なパソコンを買ったと言えるでしょう(昔奥さん用に初代 PowerBook G4 Titanium を買った時は40万ぐらいしてました)。

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外付け26インチディスプレイよりも高解像度な 13インチ Retina ディスプレイ(4Kほしい)。

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いくつか未導入なものがありますが、iTunes / iPhoto のライブラリ、普段使いのソフトウェア、Windows 8.1(32bit) / Windows 10 TP (64bit) の仮想マシンなど入れてもこの空き容量。

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13インチのラップトップでは最高峰のこのスペック。仮想マシンにも余裕でメモリを割り当てられます。

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一昔前なら開発用のサーバーマシンでやるようなことが Air 並の可搬性の高いマシンで実現できるなんて凄いことです。

これで、パソコンのことで悩まず生きていけます。

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追記:2015/03/24

感圧タッチ (Force Touch) の使用感を書き忘れてました。事前に得た情報だと、アナログというかリニアに圧力を判定するものだと思ってたんですが、 ドラッグに関しては強めに押すとクリック状態になりドラッグが開始できます。普通の Trackpad では、下の方を押し込まないとできない操作ですね。それがどこでもできます。

システム設定では、従来3本指操作に割り当てられていたものが、押し込む操作に割り当てられるようになっています。

これの影響で3本指でドラッグという設定項目が、無くなってしまってとまどいました。

実は、アクセシビリティから設定できました。

きっと、圧力データはある程度のスケールと解像度で取得しているでしょうから、お絵描きソフトとかで筆圧を表現するなどの応用は可能でしょう。